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電気事故による停電を甘く見ない

停電ってなぜ起こるの?

停電ってなぜ起こるの? 夜、突然停電になると不便なだけでなく非常に不安になりますよね。
停電といってもその原因はさまざまあり、
大きく分ける電気会社すなわち供給元によるトラブルと
店舗内のトラブルによるものがあります。

供給元(電力会社)が原因の停電

供給元によるトラブルにも2種類あります。
それぞれ、どのようにして起こるのかご説明します。

【電気経路トラブル】
1つは電気の流れる経路が途絶えることで起こる停電です。
樹木やクレーン船などが誤って送電線に接触してしまい
送電線が切れるなどのトラブルが発生し、電気を送れなくなってしまうケースです。

【系統崩壊による停電】
もう一つは系統崩壊が原因による停電です。
電気の需要量は刻々と変化しており、出力とのバランスを維持することが大事なのですが、
このバランスが崩れ系統崩壊すると電気の周波数が変動してしまいます。

供給元(電力会社)が原因の停電 西日本では周波数は60Hz、東日本では50Hzが
バランスの基準となっているのですが、
どちらかの周波数が0.2Hz ほど変化しただけで、
機器には影響が出てしまい電力系統全体が不安定となって停電してしまいます。
需要の上昇が急激な場合、広範囲に及ぶ大停電に
なってしまいます。

上記のように供給元による停電は時間とともに復旧するため、
心配はありませんが問題なのは店舗内が原因で起こる停電です。

店舗内が原因の停電や電気事故には要注意

店舗内が原因の停電や電気事故には要注意 供給元の電力会社が停電していないのに店舗が停電する事もあります。
その場合、店舗内の電気トラブルが原因となっていることがあります。
その一つに店舗のビルや屋上などにあり、受電設備を集めている
変電設備キュービクルが原因の場合があります。
このキュービクルには各種の保護装置や計測装置、配電装置を
内蔵しているのですが、キュービクルの通風口より雨水が進入したり、ヘビなど小動物が侵入することで停電を起こすことがあります。
また、中にある計測装置などの経年劣化が原因で停電が起こる場合もあります。

その他、漏電ブレーカーの焼け焦げなど、
店舗内にあっても普段よく見ない場所で電気事故に繋がるトラブルが発生していることもあります。
お店も人間と同じです。病気など不具合があれば、それが何らかの形で表れてきます。

店舗内が原因の停電や電気事故には要注意 周辺のお店は平気なのにアナタの店舗だけが停電した場合、
その裏には重大な病、つまり今後大きな電気事故を発生させる
可能性をはらんでいるのです。
決して甘く見ることなく、何が原因で停電したのかをよく確認しましょう。
また、定期的に店舗内の電気点検を行い、電気事故を防止しましょう。
定期点検することで停電が起こっても原因を特定するのが簡単になり、大きな電気事故の発生を回避できます。


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