電気設備の整備状況を把握して電気事故を防止する
台風の被害から電気事故を防ぐには
ここ数年、地球規模で異常気象が続き、
その影響を受けてか台風の動きも活発になり、
勢力も拡大を続けています。
そうなると不安なのが被害の大きさですが、
台風の被害は多種多様にあります。
中でも特に気を付けなければいけないのが電気事故なのです。
強風と激しい雨によってアンテナや看板、
樹木等が吹き飛ばされて電線に触れるとかなり危険なことになるので、
影響が考えられる場合はこれらを一時的にでも
取り除いて安全に努めることが重要です。
電気事故は単純に電気が使えなくなるだけではなく、
場合によってはショートして火災となる可能性もあるので、
万全の注意を払う必要があるのです。
また強風によって電気室やキュービクルのドアが
外れることもあるので、
もしも留め金や錠前が痛み腐食して弱くなっている場合には、
なるべく早くに取り換える必要があります。
電気は便利なものですが、
それはあくまで整備されて使えるようになっていること。
それゆえもしも何かしらのトラブルが起こると、便利どころか危険なものとなってしまうので、
そういった災害情報があった場合は速やかに点検して、
トラブルになりそうな箇所が見つかったらすぐに修繕しなければいけないのです。
日ごろから備えることが大切です
そうはいっても自然災害は何も台風だけではなく、地震や竜巻といったものも十分に危険なもので、
電気事故が起こるケースは多数あると言ってもいいでしょう。
だからこそ日頃からそういったトラブルに備えることが大切で、定期的な点検を行うのです。
そして何かあった際にはすぐに修理や補修などを行い安全対策を行える準備をしておくのです。
実に単純なことではありますが、水に浸かった電気製品には手を触れないようにするなど、
もしもの時に備えて知識を持つことによって予防法となることもあります。
災害はなければそれに越したことはないのですが、可能性としてはどこにでも起こりますので、
そういった時にどういった対処ができるかが重要です。
日ごろから電気や安全対策について学ぶなど、できることをしておくと良いでしょう。
ただし電気というのは、特にトラブルが起こってしまった場合は、
素人が不用意に触れると危険以外のなにものでもありません。
勝手な判断で何かを行うことは避けて、
すぐに対応できる場所に連絡しましょう。